鼻血が止まらない時


通常の鼻血は毛細血管からの出血なので、出血量も多くなく一定時間たてば自然に止まります。しかし高血圧症の人などは動脈から出血している場合があり数分経っても止まりません。耳鼻科での救急外来に最も多いのが、鼻血が止まらない人たちといわれています。病院で止血措置をしても止まらない場合は、手術や入院をする可能性があり異常に大量の鼻血は耳鼻科を受診しましょう。

止血が困難で病院に行く場合は、鼻血が起った時間や出血している時間の長さ、だいたいでいいので出血量や出血の状況、服用中の薬や病気できれば血圧をすぐに医師に伝えられるようにしましょう。救急車でいく場合も以上の事柄を電話で説明しておくと病院についてからの対処が早いです。

高血圧症や白血病の人以外にも鼻血を出血しやすくなる病気は多々あります。その中に、von Willebrand病(フォン・ヴィレブランド病)という血友病に類似した先天性の病気があります。フォン・ヴィレブランド因子(von Willebrand factor:vWF)という止血に必要な因子が先天性的に低下しているので、粘膜からの出血が多いのが特徴で特に鼻血が起きやすいです。また、血友病は男性にしか起こらないのに対し、フォン・ヴィレブランド病は、男女ともに発症する可能性があり、特にO型の血液型の人が多い事がわかっています。また人だけでなく犬もフォン・ヴィレブランド病を発症します。フォン・ヴィレブランド因子を検査する特殊な血液検査が必要な為、検診などでは調べることのなく、病気の発見が遅れ適切な治療が行われていない可能性があります。

生まれつき鼻血が止まりにくい病気は男性に多い血友病以外にもあるので、思い当たる人は一度病院で診察を受けましょう。


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