特発性鼻出血と症候性鼻出血


鼻血には特発性鼻出血と症候性鼻出血の二つに大きく分けることができます。

特発性鼻出血とは病気と関連のない原因となる疾患が不明の場合、一般に見られる鼻血で、鼻を強くかんだり、いじったりぶつけた時やくしゃみや咳、他にも温度や気圧の変化、感情や自律神経の変調、運動時の血圧の急上昇がきっかけで一過性の血圧上昇が起きて鼻血を誘発します。特発性鼻出血では出血部位の大部分が鼻の真ん中にある左右のしきりの鼻中隔の前下方部で、キーセルバッハ部位というすい粘膜のすぐ下にたくさんの血管が集まっていている個所で、傷つきやすく出血しやすいです。

次に症候性鼻出血と呼ばれるものは局所的要因と全身的要因にさらに分類されます。症候性鼻出血はある種の疾患の一症状で、鼻や副鼻腔または全身に出血をひきおこす病気など原因疾患が存在する場合に起こる鼻血です。このうち局所的要因は外傷やアレルギー性鼻炎、急性鼻炎、副鼻腔炎などの炎症や鼻中隔彎曲症、癌などの悪性腫瘍、鼻骨骨折や顔面外傷などの要因があります。

全身的要因は、例えば白血病や特発性血小板減少症、血友病などの血液疾患のほか、肝機能障害による凝固異常などの肝疾患、アスピリン、ワーファリンなど心筋梗塞・脳梗塞など抗凝固剤による薬剤性、その他に血圧コントロールの不安定な高血圧症や動脈硬化症などの循環器疾患などが要因になります。

鼻出血は多くの場合が特発性鼻出血といわれており、深刻な病気である可能性はごく稀です。


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